九月上旬の倉敷は 萩の季節
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九月にしては 暑い一日
でも 近づきつつある秋のはじまり
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江戸幕府の天領として栄えた街
白壁の建物が美しい
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タイムスリップしよう
舞踏会に行くなら
水面を越え 幻の中へ |

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青空を映す流れは
昔と変わらず |


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何かが隠れていそうな路地裏
「もう いいかぁい」
「まぁだだよ」
自分が追いかけているのは
未来なのか 過去なのか |

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「おにいさん、ちょいとそこまで乗せてって」
「へい どこまで行きやしょう?」
「そうね どこでもない場所まで
……連れてって」
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風の吹くまま 気の向くまま
向きを変える 風見鶏
でも 気持ちだけは変わることなく
ひとつの方向を見つめたい
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水面と空を間違えて
どちらを向いていいのか 迷う芙容
でも 迷わなくてもいいの
好きな方を向けばいい
そうすれば 輝く明日が やってくる
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