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北鎌倉から源氏山へ
大仏ハイキングコースを延々と
足の向くまま 気の向くまま
地図のない一日
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天気は曇りがち
すこし淋しげな緑
紅葉にはまだ早い
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この立派な根がはるまでに
どのくらいの月日がかかるのだろう
根は階段として 旅人の行方を助ける
苔むした岩は ただただ 静か
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意外に激しい高低差
老夫婦が手をつないで
お互いをいたわりながら 進んでいた
あんなふうに 時を重ねていけるといいね
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季節外れの桜 十月桜
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無患子(ムクロジ)の実
羽根つきの材料として使われるらしい
「子が患わない」ことから縁起のいい名前だそうな
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野鳥の声が響いてる
探せども姿は見えず
名前も知らない多くの野鳥の声
でも、一番目立つのはカラスの声…
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蛙のような鳴き声がきこえる
なんと、鳴いていたのは「りす」
リスの鳴き声を聞いたのははじめて
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山を下ると極楽寺
少し歩けば海辺に辿り着く
一日で二度おいしいかも
由比ケ浜 |
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稲村ケ崎と江ノ島
サザンを聞きたくなるのは 私だけ?
水平線は晴れていたはずなのに
沈む頃には雲だらけ
どうして 雲は太陽を隠すのが得意なんだろう
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おまけ
一日遅れの十三夜
十五夜だけを楽しみのは
「片月見」として忌まれるらしい
今年は 十五夜が雨
十三夜は 曇りだった
天も考えているらしい
シェイクスピアが書いたのは「十二夜」
残念 月とは無関係…
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こんなにくっきりした月を見てると
くっきりとした思考ができそうなのに
物思いも深まる 秋の夜長
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