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頓知のきいた言葉・苗字の解説ページ | ![]() |
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漢字ページのFlashクイズ 「頓知・苗字編」 の内容解説です。 一部問題にしづらかったものも、この中に豆知識として含めています。 言葉遊びのような、そんなお洒落な漢字を集めてみました。 通常の辞書では、正しい読み方として認められてないものですね。 各時代により「こういった読み方や意味があるんだな」 それくらいのイメージで楽しんでいただければ幸いです。 私も全くの素人なので、今回クイズの問題作成を通じていろんなことを学んでます。 漢字は、おもしろく奥深いですね☆ 一番最後に、「訓」と「熟語」について簡単に触れてます。 参考にさせていただいたサイトも載せてますので、そちらもご覧ください。 |
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漢字は、中国から伝来した「表意文字」です。 そのため、当時の日本人は中国語の音の響きにあわせて漢字を読んでいた。これが、いわゆる「音読み」。 しかし、音読みだとわかりづらいものも多い。 そこで、日本語の意味をあてはめた。これが「訓読み」です。 その後、万葉仮名の普及や国字が増えたことにより、日本語での漢字文化ができあがったものと思われます。 中には、「国訓」と言われる、本来の漢字の意味を離れた日本独自の読み方を指すものもあるらしいです。 辞書に載っている正しい読み方を、たぶん(?)「正音」「正訓」と言います。 熟語は、主にその「音読み」「訓読み」を組み合わせてできてます。その中の例外が、「熟字訓」と「当て字」 「熟字訓」とは、二字以上でひとまとまりになっている漢字に、日本語の訓をあてたものを指すそうです。用例は、海女(あま)とか吹雪(ふぶき)土筆(つくし)など。漢字自体も読みも分解できないタイプのものとなります。 植物などは漢名由来のものが多ですね。どれだけ流布したかがポイントなんでしょう。個人的な意見ですが、現在の中国語読みとされる言葉も、広く一般化すれば熟字訓になるのではないかと思われます。 「当て字」は、漢字本来の意味をはなれて、その言葉の音読みや訓読みの一部を日本語に当てたもの。三味線(しゃみせん)や波止場(はとば)などがそうだとか。外国語の国名などは、当て字ですね。 それとは別に「義訓」というものがあります。万葉集の言葉など、その文章の中でだけ意味が通じる…そういった読み方になるそうです。そして、「戯書」これは、義訓よりも遊びの要素が強いとか。これらが転じて、のちに「正訓」となることもあるそうです。 漢字の読みを探していると、正しい読みなのか、中国語読みなのか。今は使われてない言葉なのか。そこを迷うことも多いのですが、できるだけ現在の日本語体系に忠実な問題を作ることができればいいなと思います。 ここにご紹介したのは、「言葉遊び」系の、日本語らしい洒落たものです。いずれは、辞書に載るかもしれません(?)が、とりあえず今はご参考程度にお楽しみくださいませ。 間違った記述に気づかれた方は、お手数ですが、 こちらまでご連絡いただけますと大変嬉しいです。 |
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サイト http://homepage2.nifty.com/kazn/manyou.htm http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%93%E8%AA%AD%E3%81%BF http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%9F%E5%AD%97%E8%A8%93 http://home.catv.ne.jp/ss/morioka/myoji/ http://www001.upp.so-net.ne.jp/yasuaki/misc/lang/lange5.htm http://kakeizusya.com/html/mezurasiinaeji.htm 書籍 「ナンドクー難読漢字自習帳」 松井高志著 バジリコ株式会社 「漢検 漢字辞書 第一版」 財団法人 日本漢字能力検定協会 |
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